商工会とは

商工会は、地区内における商工業の振興と地域の福祉の増進を目的とし、法律に基づいて設立された商工業者の組織です。商工会では、地域の小規模事業者の経営近代化を促進する指導機関として、各種の経営相談にあたるほか、地域の活性化を図るための活動を行なっています。

また、国や都道府県の小規模企業施策（経営改善普及事業）の実施機関でもあり、小規模事業者のみなさまを支援するために様々な事業を実施しています。もちろん小規模企業施策だけでなく、様々な中小企業施策も実施しています。

中小企業・小規模事業者支援の変遷

昭和35年　経営改善普及事業の制度化　　　⇒　経営の改善発達を支援していくスキームを制度化　＜ 経営指導の時代＞

昭和38年　中小企業基本法の成立　　　　　⇒　 大企業と中小企業の格差是正（二重構造論）　　　　　　　 ↓

平成11年　中小企業基本法の改正　　　　　⇒　 やる気と能力のある中小企業の支援　　　　　　　＜ 経営支援の時代＞

平成24年　中小企業新事業活動促進法の改正　　⇒　小規模企業の意義を明確化　　　　　　　　　　　　　↓

平成26年　小規模企業振興基本法の改正　　⇒　小規模企業振興の基本的枠組みを構築　　　　　＜ 経営発達支援の時代＞

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「事業の持続的発展」を基本原則として位置づけ　　　　　 ↓

令和元年　小規模事業者支援法の改正　　　⇒ 「事業継続力強化支援」を新たに規定　　　　　　　　　　 ↓　　　　　　　　　　　　

経営改善普及事業

小規模事業者の経営や技術の改善発達のために、経済産業省大臣や都道府県の定める資格をもつ経営指導員などが、金融・税務・経営・労務などの相談や指導に従事します。

地域振興事業

地域の「総合経済団体」として、また中小企業の「支援機関」として、経済活動を通じた元気な地域づくりと商工業振興のため、意見活動、まちづくり、社会一般の福祉の増進など、さまざまな事業に取り組んでいます。